中東・ネットスーパーレポート No.10

<ネットスーパー>が2000年に産声を上げて、約20年が経過しました。手探りでネットスーパーに挑戦した時代、躍進する<ネット通販>と同じと考えた時代、システム業者や物流業者に翻弄された時代、海外の大手にモデルを求めた時代などの苦い経験を経て、漸く、確かな方向性が見えてきました。それが<小商圏モデル>です。今年は、この流れが、幾つもの成功事例の出現や、大商圏モデル各社の軌道修正により、一層、確かな流れとなります。

小商圏モデルが主流になったとは言え、業界として最後の課題が<黒字化>です。今、業界には、こうすれば黒字化するという正解=ノウハウ=はありません。スーパーサンシさんを始め黒字化を実現している企業は、それなりの背景や政策展開を積み上げての結果です。ノウハウとは、成功事例のルール化であると解すれば、大枠の共通項目のルール化は可能ですが、細部のルール化は、各社の個別対応の積み重ねに委ねられているのが、現状です。今、こうすれば黒字化するという、一つのモデルが出来て来ました。  私が、<2セット・黒字化モデル>と言うのがそれです。開業時の制度設計から始めて、幾つもの原則をクリアしながら、<18ヶ月~12ヶ月>で、黒字化するというモデルです。 条件が合えば、汎用性のある、誰にでも出来る黒字化の実現モデルです。

★<2セット・黒字化モデル>の概要

  1. 商圏世帯数2万世帯(どんなに多くても2.5万世帯以内が条件)
  2. 月間の稼働会員様数300以上(延べ開発会員様数は、7~800会員様)
  3. 配達単価@3,500前後×月間ご利用回数6回≒月間単価2万円
  4. 月間会費500円、配達料ナシ、@1,500以下はサービス料100円
  5. 物流は直営、2便制
  6. 受注は、ネット(PC・タブレット・スマホ)と電話(もしもし・FAX)
  7. 回収は、カード決済&口座振替。現金回収はナシ
  8. 日商20万円を、一日当たり2セット(=配送車2台・ドライバー2名・マルチスタッフ2名)で、オペレーションする。

★<2セット・黒字化モデル>を実現する為のポイント

  1. 開業時500以上の会員様を集める、集まらなければ開業しない
  2. 上記の制度設計が可能なシステムを選ぶ
  3. 物流(ピッキング・パッキング・配送)は、全て直営で行う
  4. PCオペレーション・電話受注・パッキングは、マルチスタッフが行う

★<2セット・黒字化モデル>に取組む為のポイント

  1. 数社の実現モデルが、既に、存在している
  2. 百聞は一見に如かず、見学して、マネをする

ネットスーパー黒字化についての一般的考察

①上記<2セット・黒字化モデル>は、比較的汎用性のある一つのモデル!
*一からスタートする場合、その気になれば誰にでも出来るモデルです
*<2セット・黒字化モデル>を多店舗展開する方法と、3セット→4セットと伸ばす方法と、それらを組み合わせ業容拡大する方法があります

②社内(トップ&ボード)の、黒字化オーソライズが絶対に必要!
*サービスの為というオーソライズは、何れ、ひっくり返される可能性大
*会社として、この構造(売上・粗利・経費の見方)なら、黒字と判断する基準づくりが、大変重要です

③<小商圏モデル=サンシモデル>からスタートして、商圏特性・企業体質を考慮して、自社流に改善していく方法が、現時点でベストです!

 

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